ロイヤルゼリーは女王蜂のエネルギー源
働き蜂がビーポーレン(蜂花粉)と花の蜜を自らの体内で合成して分泌したもの、これをロイヤルゼリーまたは、ローヤルゼリーといいます。
これは本来女王蜂が主食としているものなのです。
ロイヤルゼリーは日本語でいうと、王乳という呼び方もします。
ミツバチの社会を構成しているのは、多数の働き蜂、女王蜂、そして雄蜂の3種類のミツバチなのです。
その中の働き蜂がまず花粉を集め、今度はそれを若い働き蜂が食べて、腸の中で吸収します。
ロイヤルゼリーは、この花の蜜をミツバチが自らの体内で合成して、頭部にある下咽頭腺から分泌された物質なのです。
一生涯このロイヤルゼリーを集中的に食べ続ける女王蜂は、この力で働き蜂の2~3倍もの体に育ちます。
そして驚異的な産卵能力で1日1,500個もの卵を産むことができるのです。
ロイヤルゼリーを食べ続ける女王蜂は、働き蜂の寿命が約2ヶ月に対してなんと4年以上、つまり40倍も長生きができるのです。
女王蜂が生涯にわたって唯一食べ続ける食材であるということからも、ロイヤルゼリーの栄養分の豊富さは計り知れないものだということがわかるでしょう。
成分
ロイヤルゼリー(ローヤルゼリー)の主成分となるものは、水分、タンパク質、糖質、脂質などです。
ロイヤルゼリーに含まれる栄養には、まずビタミンB群、葉酸、パンとテン酸などのビタミン類があります。
そしてカリウム、ナトリウム、リン、鉄などのミネラル類があげられます。
リジン、フェノールアラニン、ロイシンといった8種類の必須アミノ酸などが、実に豊富にバランス良く含まれていているのです。
ロイヤルゼリーの栄養の中には、ローヤルゼリーにしか含まれない特有の物質があり、それは10ーヒドロキシデセン酸(10-HDA)、類パロチン、R物質などです。
美容、健康維持のためにはぜひ飲むと良い食品でしょう。
名前が類似していることで、ロイヤルゼリーはよくはちみつと比較されたり類似食品のように言われたりします。
しかし生成の過程や成分からはちみつとは全く異質のものです。
極めて若いメスバチが、花粉や花蜜・はちみつを食べたうえで、唾液腺で生合成を行うのがロイヤルゼリーです。
若いメスバチの顎の外分泌腺から出す酸味のある乳白色クリーム状の物質がロイヤルゼリーです。
効果、効能とおすすめたい人
ロイヤルゼリーが驚異的な力を持っていると世界的に脚光を浴びたのは、1954年のことでした。
それは当時のローマ教皇、ピウス12世が老衰で危篤状態に陥ったときに起こりました。
その医師団のひとりがロイヤルゼリーをローマ教皇に投与して、驚くべき回復がなされたということです。
その後の研究開発や商品開発でロイヤルゼリーは、美容や健康に役立つ健康食品として認知されました。
しかし、ロイヤルゼリーの効果、効能に着目した人は、はるか昔、古代ギリシャの哲学者アリストテレスの著書「動物誌」の中でローヤルゼリーの有用性について記述されていると、モンドセレクションも受賞しているハチミツ、プロポリス、ローヤルゼリーで有名な山田養蜂場のウェブサイトで説明されています。
ロイヤルゼリーが女王蜂を生み出す魔法とまで表現されていますが、現代社会においても、病中、病後の方や、疲れやすい人、風邪を引きやすい人、美容と健康に気を遣っている人にすすめたいです。
ただ「はちみつ」と違って残念なことは、決しておいしいものではないという点。
生のロイヤルゼリー源乳が苦手な人は、ヨーグルトや牛乳に混ぜるといいかもしれません。
ただ熱に弱いので熱いものには混ぜない方がよいでしょう。
もっと手軽にローヤルゼリーを利用するのなら、サプリメントがおすすめで。
サプリメントならコエンザイムq10 ローヤルゼリーや、にんにく、コラーゲンと組み合わせたり、様々な栄養も一緒に摂取することができます。
山田養蜂場の他には、資生堂ローヤルゼリー、やわた(八幡)のローヤルゼリーの人気が高いです。
ただ、喘息やアレルギーの方は、副作用に注意が必要です。
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